電報を訃報のときに送る場合のマナー
電報を訃報のときに送る場合、いわば訃報電報を送るときにはいくつかのマナーがあります。特に文例に関してはきちんとした言葉を書く必要があるので、訃報電報の送り方、書き方が分からないという方は本で調べるかインターネットで調べるかなどして知っておく必要があります。
またNTT(115)でも午前8時から午後10時まで受け付けていますから、利用すると良いかと思います。ただNTTの電報サービスは基本的に結婚式などお祝いごとのときに利用されることが多いので、訃報電報として利用する際は十分注意が必要になります。大切なことですからしっかり頭に入れておきましょう。
ではNTTの訃報電報を利用する際には、どのような点を注意したら良いのでしょうか。まず理由が理由ですから相手の気持ちを考えて電報のデザインは地味でシンプルなものを選びます。
訃報電報 間違えてはいけないのが喪主の名前
お祝いごとのときは個性を出すのも可能なのですが、お悔やみのときは当然そういったことは避けなければいけません。また文面にも注意が必要ですから、NTTにて掲載されている例文を参考にするか、紹介サイトなどを参考するかしてきちんとした言葉を選びます。
例えば「この度はご愁傷さまでございます」「心よりお悔やみ申し上げます」など。だいたい使われる言葉はこの2つが多いですね。送る相手側との関係に適した言葉を選ぶようにしましょう。
主な敬称は父であるなら「ご尊父様・お父様・お父上様」、母であるなら「ご母堂様・お母様・お母上様」、祖父母であるなら「ご祖父様・ご祖母様」といったふうに正しい敬称を使用します。
そして間違えてはいけないのが喪主の名前です。誤って故人の名前宛てに送ってしまうケースもあるので、十分に注意してください。もし喪主の名前が分からないという方は、「故○○様ご遺族様」というふうに記します。
電報を訃報の際に送る時、配達日にも注意
配達日は葬儀や葬式に送る場合はそれらが開始する時刻もきちんと知っておく必要があり、よほどのことがない限り前日に届くようにするのが基本です。 どうしても間に合わないという方は、遅くても葬儀・葬式がはじまる1時間前までには届くようにしましょう。
一周忌や法事の場合は早めに手配しておきます。配達日も1か月前から申し込みができますし、余裕を持って手配するようにしましょう。
またNTTの電報サービスでは配達の3日前までに申し込みした場合にのみ150円の割引がありますので、できればこういったサービスも利用すると良いかと思います。以上が主なマナーとなります。
「知らなかった!」では済まされないので、今後に備えてきちんと把握しておきましょう。ちなみにその他のマナーですが、送られた側は会葬してくださった弔問客だけでなく弔電をくださった方にもお礼状を出すのが常識となっています。 忘れる方はいないと思いますが、しっかり頭に入れておきましょう。